2009-11-03

荒木飛呂彦と伊藤若冲を同じ日に見た

両方とも今日が展示最終日だったから同じ日に行かざる負えなかったんです! もう俺の感動メーターは振り切れて使いもんになりません。


ウルトラジャンプ創刊10周年記念イベント[ウルジャンまつり in アキバ2009]開催!(via @JOJO

 こちらはウルトラジャンプのイベントですが、荒木先生の特設原画コーナーがあってスティール・ボール・ランのカラー原画が見られました。あぁ、もうなんつー色使い! 荒木先生がこの原画を仕事机にのせてGペンを走らせてたのかーと思うと感動もひとしおです。
 ルーヴル美術館とのプロジェクトで進められているという岸部露伴を主人公にした短編も続報が載ってました(@JOJO記事)。展示ボードの説明書きによれば、123ページ(多い!)でまずフランスで出版されるとのこと。わぉ、荒木先生は軽々と海外進出されるなぁ。
 ウルトラジャンプに載せられたカラーの原画なので当然原稿サイズです。この色彩感覚の絵をもっと大きなサイズで見たいなーと思いました。機会があったら是非大きい絵を描いてください荒木先生!

 当然ですが、ウルトラジャンプの10周年イベントなので荒木先生以外のウルジャンにゆかりのある漫画家の方たちの原画やお祝いメッセージなどもありました。気になったのは諸星大二郎先生(応援メッセージで吹きそうになったw)、伊藤悠先生(カラー原画が綺麗だった、和紙に描いてたのかな?)、あとツナミノユウ先生の『シュメール星人』のカラー原画には不思議な存在感がありましたねぇ。



東京国立博物館 特別展 御即位20年記念 特別展「皇室の名宝−日本美の華」

 秋葉原の次は今度は上野です。なぜ俺は祝日なのにこんなにせかせかしてるんだとか疑問はわきに置いといて、兎にも角にも「動植綵絵」です。以前に三の丸尚蔵館で全30幅を5回に分けて展示されたときに見に行ったのですが、今度は全30幅を同時に見せてくれるというので行くしかあるめぇのこころです。もしかしたらこんな機会は生きてるうちに無いかもしれないし。
 最終日ということもあって入場20分待ちの大入りで、人が多くて見にくかったんですが、動植綵絵30幅の異空間は体感できました。以前、じっくり一つずつ見たときに思いましたが、とにかく若冲はねっとりと細部まで細かく描く人ですね。もうひとつひとつがキャラ立ちしすぎですごい。
 この展示会はこちらのブログ(「皇室の名宝展」の『動植綵絵』 | 弐代目・青い日記帳 )で知りました。展示作品や会場の様子など細かくレポートされてます。



ということで今日は荒木先生のカラー原画と伊藤若冲の動植綵絵をじっくり堪能したのでヘトヘトです。願わくば荒木先生の作品も100年後に若冲のように鑑賞されるようになってればいいなーと思ったのでした。


<関連記事>
サルノオボエガキ: 伊藤若冲『動植綵絵』を見に行った。
サルノオボエガキ: 伊藤若冲『動植綵絵』第2期を見てきた。

0 件のコメント: