2009-01-29

空間貧乏性と本について

何かモノを買うときに一番のネックになるのが「どこにしまっておくか」である俺は空間貧乏性


まず第一に私は「整理整頓が超ニガテ(成長性E)」な人間です。そのことは自分自身が重々承知しているので,「部屋の中にあるものを出来るだけ増やさない」という対抗策をとっています。モノがなければ散らかりようがないから。
さらに自分はかなり神経質な人間であって,部屋が散らかっているとなんというか,よーするに頭の中が「ウギャー,KO☆N☆RA☆N,するー!!」とパニックになり掛けるので,部屋にあるものを少なく維持するというのは大げさだけど死活問題だったりします。


そういう空間貧乏性である自分が買うときに良く悩むのが本です。本というのは読んでいる時間より本棚に鎮座している時間のほうが圧倒的に長いのです。つまり本を一冊買うということは一冊分,部屋が狭くなることを意味します。さらに本棚を整理するときの管理コストも掛かります。本に掛かるコストは,値段+空間損失分+管理コストなわけですね。
だから大抵の本は図書館を利用して読んでいます。図書館は良いですねー,本を整理する必要がないし気になる本はすぐに予約しとくことが出来るし,何より無料だ!

しかしそんな中でも買う必要がある本が2種類あります。それは技術本とマンガ。技術本は手元に置いて何度も読み返す必要があるので買う必要があります。マンガは,マンガ喫茶で済ますこともありますが,本当に好きになったマンガは何度も読み返したいものです。これも買う必要あり。そして両者に共通する欠点は,非常にかさばること

まずマンガのほうは買う基準を,長編は避ける・マイナーなものを優先すると決めています。長編は置く場所が無くなるし,メジャーなものは大抵マンガ喫茶にあるので何とかなる。でも本当にファンになったらこんな基準は意味なく買っちゃいますけどね(ジョジョ全巻持ってます)。一応,買う前のハードルを高くするのが狙いです。

次に技術本。これも非常にかさばります。それにWebで検索すれば結構なことが分かります。だから本当に重要な本以外は基本的に買わない。たとえばJavaScriptを覚えるために最近オライリーのサイの本を買いました。これ以外はJavaScriptの本は買いません。あとはWeb上の情報のほうが詳しいでしょう。
あとは「ちょっと興味があるなー」程度の本は立ち読みで済ませる。技術本って内容が細かく細分化されてまとまっているから,必要なところだけ読むことができて立ち読み効率の良い種類の本だと思います。

ドサクサに紛れて告白すると前に読書ノートを書いた「アジャイルプラクティス」は図書館で借りて読みました(ブロゴスフィアの彼方で目を光らせてる角谷さん,ごめんなさい)。でも「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」は買います。まだ読んでないけどこれはハンパなく重要な本だと思うので。


つーことで「本ってどうやったってかさばるんだから早く電子書籍が普及すれば良いのに」というエントリでした(ぇ!?

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