『ダ・ヴィンチ・コード』を見た → 映画のテーマは「聖杯探し」→ 聖杯=Holly Grail → Grails!,という連想から何だか使ってみたくなったのでインストールしてみました。あとドキュメントで例に出されてたGrailsアプリも作ってみた。
Grailsは,Groovyで作られたRuby on Railsクローンです。Javaがメインの自分にとってはRubyよりGroovyのほうが慣れているので,どーしたもんかなーっと思って試してみました。
【インストール】
- 1. Grailsのダウンロード
- ダウンロードページからgrails-1.0のバイナリをダウンロード
- 自分の場合はc:\grailsに解凍した
- GRAILS_HOME: c:\grails
PATH: %PATH%;c:\grails\bin
- $ grails
いろいろとメッセージが表示されてインストール終了。
【Grailsアプリを作ってみる】
- Grails - Quick Start ここを参考に作ってみた。
1. Grailsアプリ用のフォルダを作る
- $ mkdir c:\temp\TestGrails
$ cd c:\temp\TestGrails
- $ grails create-app
アプリ名を聞かれるので"TestGrails"と入力しておく
- DBの接続情報を以下のファイルに追加する
TestGrails/grails-app/conf/ApplicationDataSource.groovy
デフォではイン・メモリのHSQLDBで使うので,ここでは何も書かないっす。
注: 他のDBに接続する場合はドライバをTestGrails/libに入れとくこと。
- $ cd c:\temp\TestGrails
$ grails create-domain-class
ドメインクラス名を聞かれるので,ドキュメントどおり"Book"と入れておく
ドメインクラスはTestGrails/grails-app/domain内に生成される。
String型のプロパティとして,ドキュメントのようにauthorとtitleを書き足しておく。
- 以下のファイルのinitクロージャでテストデータを設定する
TestGrails/grails-app/conf/ApplicationBootStrap.groovy
こんな感じでBookデータを作る
new Book(author:"著者名", title:"題名").save()
- $ grails generate-all
- $ grails run-app
ブラウザで以下のアドレスを表示する
http://localhost:8080/TestGrails/book/list
注: デフォルトでは8080ポートを使うけど,他のサービスがすでに使っていたらエラーになる。その場合は「管理ツール」の「サービス」でチェックして,ダメそうなのは停止させる。
ちなみに他のポートで起動する場合はこんなふうにするそうな。
grails -Dserver.port=9090 run-app
起動するとこんな感じの画面が表示されます。
Ruby on Railsも前に試したことがあるけど,それとほぼ同じ操作で簡単にできました。最近Groovyばっかり触っているので,何か作ってみたいなーと思ってますが,インストールしただけで終わってしまいそうな気配がすでに濃厚。何か作らねば。
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