そこでふと思いました。「せっかく丸いものがあるんだから,これに世界地図が描いてあったら便利なんじゃないのか?」と。学校で地理の時間に習ったように,一番ポピュラーなメルカトル図法の地図には,球体を平面に変換しているため,いろいろと問題があります(例えば日本から東にずっと進むとアメリカに着くように見えるけど本当はチリあたりに着くとか)。
最近,英語の勉強のためワールドニュースを良くチェックしてるんですが,そういうときにさっと立ち上がって地球儀柄のバランスボールで日本との位置関係とかを調べられたら便利だなーと思いました。Google Earthより早く調べられるし,直感的だし。
はっきり言ってかなりベタなアイデアだと思ったのでもう販売してるだろうと検索してみたら,意外にもこのバランスボールしかこういうのは売ってないみたい。そうじゃないんだ,オシャレじゃなくて実用的なちゃんとした地球儀柄が欲しいんだよ! 「地球儀柄がお洒落でしょ!」じゃねえよ,せめて国名ぐらいは書いといてくれ。
ということで誰かちゃんとした地球儀柄のバランスボールを知らないでしょうか? 知ってたら教えてください。無かったら誰か企画して作ってくれません? 他人はともかく俺は絶対買いますよ!
【参考】
ダイマクション地図 - Wikipedia
ゆがみの少ない地図としてこういうのがあるそうです。「バックミンスター・フラーの宇宙学校」という本を今読んでいるんですが,それで知りました。ダイマクション地図から読み取れることとしてこんな面白いことが紹介されてました。
いまもなお親たちは,自分の子供にこのような誤った地理的概念を教えようとしている。事実は,人類の76パーセントが居住する地域では「東に行くと寒くなり」,世界のたった24パーセントの人間が住む地域でのみ「北に行くと寒くなり,南に行くと暑くなる」のである。
(P.35)
フラーの本はいろいろと刺激的で面白いです。たぶんこの人はこれからみんなに理解されていく人だと思います。
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