私のバイブルの一つ,「デザイン魂」です。2年ほど前に読んですごい衝撃を受けました。自分が薄ぼんやりと感じていたことを大声で堂々と主張していたからです。
現代のビジネスはすごく微妙な勝負をするようになってきていると感じています。「お得」や「便利」ではなく「心地よさ」が重視される時代。でもどうやったら「心地よい」商品やサービスが作れるの? 「デザイン魂」はそんな問にちょっとだけ答えてくれる本です。これはすごく難しい問題なので完璧な答えはここには載ってません。考えるヒントが散りばめられています。
そんなこんなでもう買ってから10回以上読み返しているので,読書ノートを取って見ました。それをここで公開しちゃいます。三色ボールペン法ってやつを使って書いてます。
青字:客観的に見て必要なところ 赤字:客観的に見て特に重要なところ 緑字:主観的に見て面白いと思ったところ
- デザインは企業の「魂」の時代
- デザインはうわべでなく魂の場所
- デザインとは愛する対象、とりこにするもの
- デザインはモノだけではない、サービスも同じ
- 男には女の要求に応えるデザインはできない
- デザインおたくは「はちゃめちゃにすごい」など感覚的な言葉を使う
- デザインノートを作る
- 「クール」「ダサい」ものを記録
- これによりデザイン感度があがる
- そのデザイン感度を自分の仕事に向ける
- デザイン=魂を信じよう
- デザインの効用 美しいシステム
- デブなシステムは「変化」「機敏さ」の敵
- 表面に留まるな
- 形態と機能の一体化=美しいシステム
- KISSの秘密
- Keep It Simple, Stupid(シンプルにしろ馬鹿者)
- 「1ページのビジネスプラン」
- プロジェクトが遅れたら下位25%の人を排除する
- システム=必要、嫌悪も必要
- EVP/SOUB(無用の長物一蹴担当副社長)
- 無駄なシステムを切るための人
- 社内の書式をチェックする
- 単純さ、明快さ、優雅さ、美しさ
- 引き算箱
- 無駄な取り決めをあぶり出す
- システムに愛を注ぐ
- 行動するデザイン 忘れられない経験を与えていくれる
- 「サービス」ではなく、むしろ「ショー」
- 美しいシステム=「記憶に残る経験」
- 「経験」と「サービス」は別物
- 製品とサービスが別なのと同じ
- サービス「価格に見合ったモノを返す」
- 経験「自転軸が揺れるほど地球を揺さぶる」
- 期待以上の何かを提供すること
- プロット(筋書き)の力
- 原料→商品→サービス→経験(大きな飛躍)
- 「きわめて抽象的な世界」
- これはおおごとだ!
- 経験の一歩先 「夢ビジネス」をものにする
- 夢「客をその本人のなりたいものにしてくれる、そんな機会」
- 要求を満たす以上のモノ
- ドリーマーケティング
- 「欠陥ゼロ」の遙かさきへ
- 一目惚れをさせるもの
- 情熱は情熱を呼ぶ、総天然色カラーのことばは総天然色カラーの反応を呼ぶ
- デザインの頂点 心からわき出るブランディング
- 大企業の商品は互いに似てくる
- アイデンティティの確立が超重要
- 主張は何か? 目的は何か? あなたは何者か?
- ブランディングの本質
- どのようにユニークなのか?
- 誰が気にしているのか? (あなたは気にしているのか?)
- あなたは何がしたいのか? 世の中に何を伝えたいのか?
- ブランディングの本質は意味だ。マーケティングではない。
- ユニークさ=感情的つながり
- ブランドとは名詞ではなく動詞
- ダグ・ホール「マーケティング物理学」
- 誰にでも分かる「売り」
- せいぜい2点の売り
- 信じられる本当の理由
- 組織は一貫して上の「売り」を信じているか?
- 圧倒的な違い
- 圧倒的な違いは売上高と収益の両面で圧倒的な違いを生む
- リーダーシップは演技
- リーダーシップの本質は愛
- スティーブ・ジョブス「宇宙にえくぼを作ろう」
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