2006-01-12

Eclipseモデリングフレームワーク


Eclipseモデリングフレームワーク



Visual Editorのソースを調べているとEObjectやeGet()なんていう文言を良く見かけます。この文言はVisual Editorの内部で使われているEMF(Eclipse Modeling Framework)に関係のあるものみたいです。

EMFはXML,Javaコード,UMLを相互に変換可能にするためのフレームワークです。例えばXML文書を元にJavaコードを自動生成したり出来ます。モデル駆動型開発(MDA)を実現するために作られたそうで,そのせいか上記の本の帯には『モデリングすべきかプログラミングすべきか,それは問題ではない』なんて格好いいコピーが書かれてました。Visual Editorでは画面レイアウトとソースコードの同期を取ってますが,その機能にEMFが使われている模様。

Visual Editorを理解するためにこの本を現在読書中なのですが,やたら抽象的で自分の頭には難しいです。ややこしいけどEMFって「モデルを記述するためのモデルを扱うためのフレームワーク」なので,やたら汎用性があって複雑です。なんか数学の本みたい。

でも早急にEMFについて覚えないと仕事が進まないので,今週中に一通り目を通しておくこと>自分。


【Visual Editor関連の過去エントリ】
サルノオボエガキ: Eclipse GUI作成プラグイン 『Visual Editor』
サルノオボエガキ: 『Visual Editor』拡張に関するドキュメント
サルノオボエガキ: VisualEditorのパレットにGUI部品を追加する

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